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ハーレーダビッドソン

  公取委、 ハーレーダビッドソンの日本法人に立ち入り 独禁法違反容疑 7/30(火) 13:00 配信 558 コメント558件 展示されるハーレーダビッドソン=米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソン博物館で2020年  米国製オートバイ「ハーレーダビッドソン」の国内ディーラーに過剰な販売ノルマを課し、車両を「自腹」で買い取らせるなどした疑いが強まったとして、公正取引委員会は30日、日本法人の「ハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)」の本社(東京都新宿区)を独占禁止法違反容疑で立ち入り検査した。関係者への取材で判明した。 【写真】ハーレーダビッドソンの店舗  国内で「ハーレー」の新車を販売できるのは、HDJと正規ディーラー契約を結んだ店舗のみ。約90店舗がエリアごとに販売を担当し、HDJはこうしたディーラーに対して一方的に販売ノルマを設定。取り扱いを希望しない古い車種を買い取らせるなどした疑いが持たれている。要求に従わない場合には、正規ディーラー契約を更新しないことを示唆していたという。  独禁法は優位な立場を利用して取引先に不当な要求をする「優越的地位の乱用」を禁じており、公取委はHDJの行為が該当するとみている模様だ。  関係者によると、違法性が疑われる行為は、遅くとも2020~21年に始まったとみられる。ディーラーの中には販売ノルマを達成するため、不要な車両を関係者名義で購入し、中古車として販売していた店舗もあった。資金繰りが悪化して廃業したケースもあるという。  日本自動車輸入組合によると、国内に輸入された小型二輪車(オートバイ)の新規登録台数は23年度、2万6887台。このうち「ハーレー」は9979台で37・1%を占め、シェアがトップだった。  米国のハーレーダビッドソンは1903年に米中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで創業。オートバイはV型2気筒エンジンと大きく武骨な車体が特徴で、日本でも熱烈な愛好者が存在する。過去には特徴的なエンジン音を米特許商標庁に申請したことでも話題を呼んだ。また、米国映画の「イージー・ライダー」や「ターミネーター2」で強いインパクトを残したとされる。【渡辺暢】

川崎重工業の神戸工場=神戸市中央

川崎重工業の神戸工場=神戸市中央区  海上自衛隊の潜水艦を受注する「川崎重工業」(本社・神戸市)が潜水艦の乗組員らに対し、下請け企業との架空取引で捻出した裏金を使って多額の物品や飲食代を負担していた疑いのあることが、関係者への取材でわかった。大阪国税局が川重への税務調査で裏金作りを把握し、重加算税を含む追徴税額は少なくとも約6億円に上るとみて調査を進めているとみられる。 【写真】川崎重工業が建造した潜水艦「らいげい」  川重の防衛関連の契約は年間約2千億円に上る。防衛省は3日、調査を実施していると発表した。  川重は、海自の潜水艦建造を「三菱重工業」(本社・東京)と交代で受注している。現在就役している22隻のうち半数が川重製だ。  拠点となる川重神戸工場(神戸市中央区)の造船所では、潜水艦の建造とともに定期的な検査や修理を実施している。複数の関係者によると、神戸工場で検査・修理を担当する修繕部では、複数の下請け企業との取引で架空発注を繰り返し、その架空発注分で支払った代金を裏金として下請け側にプールさせていたという。 朝日新聞社 記事に関する報告 341 学びがある 944 わかりやすい 471 新しい視点 【関連記事】 父親と同世代からセクハラ…拒んだのに上司が面会強要 自衛隊の現実 自衛隊の指揮統制にAI活用 初指針「前例ない状況」で限界も指摘 続く防衛特需「稼げる産業」へ変化 重工3社、受注高2.2倍に 日本とフィリピンが急接近 緊張の南シナ海、不測事態の検討乏しく 「やめる雰囲気」だった代替イージス 陸海たらい回しの末に予算食う 最