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評判を落とした「不祥事ランキング2022」

全国の男女1000人が選ぶ、評判を落とした「不祥事ランキング2022」 広報・メディア対応の専門誌『広報会議』が独自調査。1位は「園児送迎バス置き去り」、2位「知床遊覧船の沈没」、3位「スシロー、おとり広告」に。 株式会社宣伝会議 2022年12月1日 13時30分 520 広報・メディア対応の専門誌『広報会議』(株式会社宣伝会議発行)は、2022年に発覚した企業や自治体、団体などの不祥事に関し、全国1000人の男女(20~60代)を対象に、「イメージが悪化した出来事」についてアンケート調査を実施しました。 2022年1月~10月に発覚した不祥事15件(※)のうち、著しくイメージダウンした出来事を上位3例まで選択してもらったところ、1位は「園児送迎バスに置き去り、熱中症で死亡」(32.5%)に。以下、「知床遊覧船の沈没、乗客乗員26名のうち20名死亡、6名行方不明」(29.5%、2位)、「スシロー、おとり広告で消費者庁から措置命令」(20.0%、3位)と続きました。 (※)調査対象とした15事例は、編集部が危機管理の専門家の意見をもとに選定。回答者は任意で3事例を選択した。 2022年は、謝罪会見の内容が「他人事」「責任逃れ」と批判を浴びた事故が1位、2位となりました。また苦情への対応を怠った結果、企業イメージが悪化したケースも見られ、いずれも、当事者意識の欠如が生活者からの印象を悪化させています。そのほかSNS投稿を機に事態が明るみになったケースも目立ちました。 SNSの浸透により、あらゆる方面からの情報が表面化しやすい時代。責任逃れをすることなく、「誠意」ある対応を「迅速」に行うことがこれまで以上に求められている様子が、アンケートからも浮かび上がっています。 ​ 【2022年 イメージが悪化した不祥事ランキング】 (括弧内は回答者1000人中の選択者数の割合) 1位  園児送迎バスに置き去り、熱中症で死亡(32.5%) 2位  知床遊覧船の沈没、乗客乗員26名のうち20名死亡、6名行方不明(29.5%) 3位  スシロー、おとり広告で消費者庁から措置命令(20.0%) 4位  吉野家、外部講座で「生娘シャブ漬け」発言、常務を解任(19.7%) 5位  コロナ給付金、1世帯に4630万円誤送金、返金拒否、山口県阿武町(11.4%) 6位  日野自動車、エンジンの検査不正を公表、2003年から不正が常態化(11.3%) 7位  KADOKAWA会長、五輪汚職の贈賄罪で逮捕・起訴、会長辞任(10.8%) 8位  大阪王将、ナメクジ大量発生を告発(10.2%) 9位  KDDI通信障害、61時間後の復旧まで3000万回線に影響(10.1%) 10位  秀岳館高、サッカー部内の暴力動画拡散、校内調査で暴力続々発覚(8.8%) <詳細、それぞれ選択した理由は、後半の資料1をご覧ください>

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