トヨタもあるよ
三菱電機「不正検査」で怖れる三菱グループ「金曜会」の人事介入
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企業は社会において経済活動を支え、雇用やサービスを提供する重要な存在です。しかし一方で、不正行為や非常識な対応が発覚すると、その影響は計り知れません。近年では粉飾決算や情報隠ぺい、従業員への不当な扱い、顧客への誠意を欠いた対応など、数々の企業不祥事が報じられてきました。これらの行為は、経営陣の倫理観の欠如やガバナンスの不備、短期的な利益追求への執着などが背景にあるといわれています。 不祥事が一度表面化すると、企業のブランド価値や株価は急落し、取引先や顧客との信頼関係は容易には回復できません。さらに従業員の士気低下や離職の増加といった内部崩壊も引き起こします。社会における企業の責任は単なる利益追求にとどまらず、透明性や誠実さをもって行動することにあります。 本稿では、過去に起きた企業のトラブル事例を振り返り、その原因や組織文化の問題点を明らかにするとともに、再発防止のための取り組みについて考察します。非常識な行為がなぜ生じるのか、どのように防ぐべきなのかを多角的に検討し、持続可能な企業経営に向けた教訓を提示します。
創業150年の歴史を誇る“世界最大の企業グループ”の名に傷を付ける騒動となった。三菱電機の鉄道車両向け空調装置で、35年以上にわたる不正検査の実態が発覚。杉山武史社長は「組織的な不正行為」と認め、辞任の意向を表明した。
これは単に一企業の問題では片付けられない。『経済界』編集局長の関慎夫氏は言う。
「旧財閥系のなかで三菱ほど企業間の繋がりが強いグループはありません。特に三菱電機はグループのシンボルである“スリーダイヤ”を商品に使用しているため、『組織の三菱』のイメージダウンは避けられない」
関係者が注目しているのが、「金曜会」の動向だ。
金曜会とは、三菱グループの中核企業26社の会長・社長が集まる月に1度の定例会。毎月第2金曜日に東京・丸の内にある三菱商事本社ビルで開かれている。表向きは親睦会だが、額面通りに受け取る人は少ない。
「金曜会の主な役割は、ブランドイメージを守ることです。2004年の三菱自動車のリコール問題の際は、“御三家”と呼ばれる三菱重工業、三菱商事、三菱UFJ銀行が中心となって莫大な資金援助を行ないました」(同前)
『三菱財閥 最強の秘密』(宝島社新書)の著者でジャーナリストの田中幾太郎氏が語る。
「三菱電機が恐れているのは金曜会の人事への介入でしょう。杉山社長は辞任会見で『後任にふさわしい人材は三菱電機内にいる』と話していました。しかし、三菱自動車の時は三菱商事の役員だった益子修氏が常務として送り込まれ、翌年社長に就任した。今回も相当なスキャンダルですから、他社から人事介入を受ける可能性がある」
三菱電機に社長辞任に伴う金曜会への対応などについて聞いた。
「社長の辞任の時期については現在、何も決まっておりません。今月の金曜会(7月9日)には会長・社長ともに欠席しております。金曜会での今後などは当社が判断することではございません」(広報部)
グループ内で“ミニクイねぇ!三菱”──なんて言われなければいいのだが。
※週刊ポスト2021年7月30日・8月6日号
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